咳は出るし、鼻水は出るし、気分も重いしで、トレーニングどころではなかった。
3連休明けの昨日は朝から病院に行き、痰切りや抗生物質の薬をもらった。
黄緑のネトネトした痰や鼻水が続く場合は、痰切りや咳止めの薬では治らない。痰切りの薬としてはムコソルバンが多い。
抗生物質の薬はクラリス。抗生物質は細菌を抑える効果がある。これにより、咳の元となる痰や、鼻の奥にたまるネトネトした鼻水を治すことが出来る。
■症状
ぼくの症状としては、副鼻腔炎(ふくびくうえん)が考えられる。副鼻腔に炎症がおきる症状だ。良く聞く言葉としては蓄膿症。そこまではいかないと思うんだけど。
あと、咳喘息。喘息のようにヒューヒューという症状はないけど、風邪などの後2~3週間咳が続くというもの。しかし、痰はあまり伴わないとのことで、そこはぼくの症状と異なる。ぼくの場合は、痰を出そうとして咳が出ているように思える。
思えば、発症は今から7年くらい前かと思われる。風邪かと思って風邪薬を飲んだけど効かず、咳が止まらないので咳止め薬を飲んだけどまったく効かなかった。「この咳止め薬全然効かないなあ」と思ったけど、それはその一般の市販薬のせいじゃなく、抗生物質の薬でないと効かなかったんだと最近わかった。
今ではさっぱり行かなくなったけど、年末にだけ地元の友人と忘年会を行った後カラオケに行く。若い時は大きな声でいくら歌っても平気だったのに、30代の後半には喉がイガイガして声が出ない経験をした。「年かなあ」と思っていたけど、これも症状のひとつだったと後から気付いた。
■原因はアレルギー
ここ数年、この咳の症状で困っていて、何が原因かとあれこれ病院に通ったりしていたんだけど、肺にも問題はなく、鼻に問題があるんじゃないかとのことで耳鼻科に行くことになった。
原因はアレルギーだろうということで、アレルギーを抑える薬をもらい、今年の春から飲み始めた。すると、それまで毎日欠かせなかった市販の点鼻薬がいらなくなって、咳もなくなった。
病院の先生によると、市販の点鼻薬は一時的に血管を広げるだけで良くないんだって。長期間使っていると、最後にはその市販の点鼻薬も効かなくなってしまうとのこと。
■点鼻薬の辛い思い出
市販の点鼻薬を使っている時は、2~3時間おきに点鼻を行わないと鼻の中が完全に固まったようになってしまい、鼻で息が出来なくなってしまっていた。人前でしょっちゅうやっていると印象が良くないので、物陰でしたり、トイレに行ってしたりと大変だった。
点鼻薬は絶えずポケットに入れて持ち歩いていたんだけど、それでも忘れてしまうときもある。そんなときは会社からわざわざ家に取りに帰ったり、仕事を抜けだしてドラッグストアに行き新しいのを買ったりしていた。そうしないと苦しくて一日を過ごせないのだ。
海外での仕事の時、ホテルに点鼻薬を忘れてしまったことがあった。案の定、数時間で鼻が苦しくなってきて鼻で息が出来なくなった。タクシーの中でひどい不安に襲われたのを今でも覚えている。その日はお客さんとの付き合いが深夜まで及び、ホテルにも戻れず、点鼻薬など売っている店もなく、大変辛かった思い出がある。
20年ほどになるそんな毎日に終止符が打てて今は本当に嬉しく思っている。やっぱり、自分で手早く解決しようとせずに、病院に足を運んで専門の先生に診てもらうことが何よりだ。
■喘息持ちだった子供時代
子供の頃は喘息持ちだった。友達と公園でサッカーをしては砂埃で喘息、祖母の新築の家に泊まればホルモアルデヒドのせいか夜は必ず喘息を起こした。修学旅行でまくら投げをしてはそばアレルギーのせいかで喘息になり、翌日の遠足は他の同じく調子が悪くなった同級生と二人で留守番になった。
最も辛かったのは、中学校のときに友達と和歌山に旅行に行ったときのこと。旅行先のホテルで喘息を起こし、近くに病院がなかったので深夜にタクシーで移動。しかし移動中に症状が治まり、深夜に叩き起こされたせいか先生に「なんともないじゃないか!」とどやされた。友達にも迷惑をかけてしまい、辛くなったぼくは体調が悪いこともあり翌日一人で電車に乗り家に帰った。
喘息には辛い思い出ばかりだ。
そんな辛い思いを克服したいと、高校時代は学校のクラブ活動をせずに空手道場に通った。体を鍛えて弱い自分を克服したかった。黒帯は取れなかったけど、体を鍛えたせいか喘息は治った。
■症状は良くなっている
点鼻薬とはさよなら出来た2014年だったんだけど、咳の方はこの秋起こってしまった。でも、以前のようにひどくはない。あくまで風邪の延長といった感じだ。
2~3年前は本当にひどくて、喉がイガイガっとなって咳が喉の奥からこみ上げてくる感じで、ゲハゲハと強い咳が連続で出て止まらなくなる。声を出すことも出来なくなるので、人と話している時や商談の最中などは本当に困った。
今年の春から、耳鼻科でもらった薬のおかげで点鼻薬はいらなくなり、咳もなくなって安心していた。病院の先生に言われた通り、10月半ばと少し遅れてしまったんだけど季節の変わり目のこの秋にもう一度耳鼻科に通院して薬を処方してもらった。
しかし、咳はその後11月半ばに発症した。結果的に内科で抗生物質の薬を5日分もらったけど、その翌日にはほぼ完治。今まではこの咳の症状が出ると3週間から1ヶ月は治らなかった。それが1週間で良くなったから、やっぱり耳鼻科の薬が効いているのかもしれない。花粉症の時期以前の2月頃にまた耳鼻科に通院したいと思う。
■鼻の手術
ぼくの鼻は過去に骨折した経緯があるらしく骨が湾曲しているとのこと。確かに鏡でよく見たら鼻が曲っている。パッと見はわからないけど。左の鼻は針が通るくらいの広さしかないらしい。耳鼻科の先生によると、早い内に鼻の手術をした方がいいとのことだ。世界が変わるって。
いつ鼻を骨折したのかよく覚えていない。学生の頃はよく土付き合いのケンカもしたのでそのときに折ったのか。サーフィンで波が高いときに板が飛んできて板(ロングボード)の先端が鼻頭に当たったことがある。その時か。
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でも、そんなことはないんだって。痛みもないし、一瞬で終わるって。
費用も20万円ほど。
2015年は、鼻の手術を必ずやりたいと思う。これを行ったからと言ってアレルギーが治るわけじゃないだろうし、鼻炎がウソのように治ることもないだろうけど、鼻の通りを良くすることで症状の緩和にはつながると思う。何より毎日が快適になるだろう。
■まとめ
子供の頃は喘息、大人になってからも鼻や気管が弱いことで辛い思いをしてきた。ぼくがジョギングやサーフィンを続けるのは弱い体を強くしたい思いが根底にあるのかもしれない。鼻の悪いところや咳の症状を治して、トレーニングが中断しないようにしたいな。
体に悪いところがあると、私生活や仕事にも悪い影響が出る。せっかく前向きに毎日を送ろうとしているのに、病気で邪魔されては困る。自分の子供にも同じ辛い思いをさせたくない。健康で快適に毎日を過ごしたい。みんなもそれは同じだよね。
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